「ジェフ・ベゾス: 果てなき野望」を読みました
この本はアマゾン創業者ジェフベゾスと、
1994年創業→1997年上場→1999-2000年ドットコムバブル→2001年崩壊→起死回生→現在
というアマゾンの歴史の中で、サービスやキーマンはどう変わっていったかという詳細が書かれており、サービスをつくるエンジニアにも、採用や組織に関わる人にも、勉強になる本だと思います。
アマゾンは創業当初から一貫して「ライバルがどうだ」という話より、
「自分たちは顧客に一番のサービスを提供できているのか」
に重きを置いていて、
だからこそ、圧倒的な知名度を誇るサービス/会社へと成長したんだと思います。
ただ、、、圧倒的な知名度を誇るサービス/会社に入った人が幸せかどうか、
は別の話だということもこの本で痛感しました。
というのも、成長スピードの速いスタートアップであるアマゾンでは効率的かつ合理的にフェーズに併せてポジションリプレイスや引き抜きが行われていて、
創業メンバーですら同じ組織内でポジションを変えたり、ポジションを上げていくことは簡単ではないんだと思いました。
結果を出した人しか次のステージには上がれないという社会のルールがあって、
その結果をどう出すか、誰を使うか、どこで出すか
は個々人に委ねられているからこそ、
自分には何ができて/何ができないかを明確に分かっておく必要があると思いました。