『ニューエリート グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち』を読んで自分の立ち位置を考える
こちらの著者、ピョートルさんは貧しいご家庭で生まれて、
モルスタからグーグルに入り、現在起業をされている方なんですが、
言葉は違えど、文脈としては
人生100年時代において、肩書きではなく本質的にやりたいことをやって生きていきましょう
ということが書いていました。
これで、終わらせても良いんですが、
せっかくなのでこの本で面白いと思った文章を2つ紹介します。
・表題にもあるニューエリートとは
└オールドエリート:高学歴、一部上場大手企業、研究者など
└ニューエリート:
『今どこにいるか』という地位よりも、元いた場所と今いる場所に差がある
人のことを指し、
持続的に成長していること
が鍵になる。
・ニューエリートの時代ではリーダーシップは全員が持つべきものであり、リーダーとは
チームのために場作りができ、個々人のポテンシャルを最大限に発揮して、結果を生み出すこと。周りの人たちと建設的な人間関係を構築できること
であると記されています。
つまり、、、
リーダーは人、時間、お金を管理するようなマネージャーではないということです。
でも人は、自分がやっていることがあまりに定性的過ぎると不安になって実績を定量化する。
このとき、数字で示すことが悪なのではなく、数字で示していることに気づいていないことが悪なんだと思います。
なぜなら、数字で示すことは手段でそのための目的があるはずなんですが、
それに気づいていない人は往々にしてそのときの目的/意識は自分に向いていることがあるため。
私は、程度の差はあれ、”チームのために”考え、動くことで、数字だけじゃない”らしさ”を醸成していきたいと思います。
時が経つに従い、当然外部環境はもちろん内部環境も変わるので、
成長している”風”に感じると思いますが、
ちゃんと自分自身が地に足付けてそこからの差異で自分の成長を計らないといけないと改めて感じました。