『プラットフォーム革命』を呼んで、歴史は繰り替えされる
Cチャン森川さんやKAIZENすどけんさんがfacebookでもシェアされていた
『プラットフォーム革命』を読みました。
20世紀に中央がすべてを決める計画経済と、権力を分散する市場経済の議論がされていました。
すべての市場参加者は、市場における関連要因すべてについて、常に完全な情報をもっているわけではないので、計画経済と市場経済の間に効率の差が生まれる。」
でも、完全な情報を持っているわけではないので、中央集権化された権威には、分権化した経済を有効に調整することはできない。
つまり、
・仮に完全な情報を持つことができるようになれば、中央集権化された権威には分権化した経済を有効に調整できるかもしれない
→今の中国の動き
・完全な情報を持つことができないという前提のもと、その枠組を制定することで効率的な市場経済を作り出す
→インターネットができた
→今の先進国のディセントライズの動き
なのかもしれないと思いました。
また、プラットフォーム企業のコア活動はネットワークの成長と管理であり、
マイスペースとfacebook、アマゾンとペットドットコムなどの事例をもとに
各社プラットフォームの違いを述べられていて、
よく歴史は繰り替えされると言われますが、個人的には概念ですら繰り返されていることに気づけ、めちゃくちゃおもしろい本でした。