『完全教祖マニュアル』を読んで、生きる意味について考える

『完全教祖マニュアル』を読みました。

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スタートアップって宗教っぽいとか言われる事があると思うんですが、そもそも宗教ってよくわからないし、よくわからない言葉を使うことほどよくわからないことはないと思うんです。

この本では教祖になるためにHow toが記載されているんですがその中でも参考になる箇所を共有します。

 

宗教の本質というのは、むしろ反社会性にこそある

 

・なぜなら新興宗教はその社会が抱える問題点に根ざして発生する

・宗教の役割は社会に迎合することではなく、むしろ、社会通念に逆らってでも、正しいと信じることを主張すること

 

宗教の目的は人をハッピーにすることであり、人がハッピーな状態って人それぞれだし、アッパーはないからこそ、様々な宗教が出てきたと考えると納得感はありますよね。

 

そういう点においてスタートアップと宗教は似ていますが、

大きく違う点は、宗教の場合は教祖に信仰します(ある対象を疑わずに、無条件で信じること)が、

スタートアップの場合は信頼(過去の実績を信用して、不確実性のある未来のことも信じて評価する)の下成り立っている点です。

 

私達は信頼はし合うけど、信仰はしない。似ているようで全然違いますよね。

 

 

ちょうど社外の方から

「考察深い文面から問題意識を持っていらっしゃることが伝わってくるのですが、そういう原体験があったりするのでしょうか?」

と質問をいただき、自分なりになぜそんな風に考えられるのかな、、、と少し考えてみました。

 

私自身起業したわけでもないし、有名企業に入ったわけでもないし、学校の勉強がめちゃくちゃできたわけでもない普通の人間なのですが、

日々お会いする方々が圧倒的な当事者意識を持たれて、もがきながらも、生き様を近くで見て得る学びが影響していると思います。

生きることって、リアルであり、今、この瞬間を最大化することが未来をつくることだと思いました。