スタートアップ成長記録11 2019年7月自分が目指したいチームについて考えた
私は2019年7月からGM(グループマネージャーの略w)という役割になり
8人のメンバーからなる自分のチームを持つことになりました。
会社としても4人ほどの流動性の高い島という概念はあったものの、
固定を前提として、8人ほどのメンバーでチーム化するということは初めてでした。
今回40名弱のメンバーがいて、このタイミングでGMが5人選ばれ、
5人で集まって自分のチームに欲しいメンバーを話し合いをしました。
私は、
【いいやつ】
を選びました。
というのも、強いチームをつくるためには、いいチームであることが前提条件にあると思ったからです。
いい悪いの判断は【”後ろめたさ”があるかないか】です。
<私のチームの布陣>
サブリーダー的な役割:Hくん
精神的な手中枠:Fさん
KPIで引っ張る枠:Mくん、Kさん
まだ染まっていない枠:Iさん、Hさん
どうなるかわからないけど責任持った枠:Mくん
今まで島で一緒になったメンバーもいれば、今回初めて一緒にやるメンバーもいるので
まず私がしたことは以下です。
1)Hくんと一緒にメンバーをどう活かすかを考えた
一人で考えてもよかったんですが、とにかく巻き込み、当事者意識を持っている人を増やすことが重要だと思いました。
1ヶ月やってみてHくんと相性がよくないメンバーがでてきて少し誤りもあったものの、Hくんが当事者意識を確実にもってくれていたので成功だと思います。
2)各メンバーとの1on1
4月からOKRを全社として導入していたので、それも併せて全員と1時間面談をして
どんなタレントになりたいのか、
今何ができていて、何ができていないのか、
をじっくり話ししました。
みんなと1対1で本音で話せたので、Hくんと一緒に決めた「〇〇さんにはこうなってほしい」という期待役割の擦り合わせもできました。
3)チーム飲み会
なんだかんだ一番の要因はこれかもしれません。私たちは他のチームよりも早い段階で飲み会を設定しました。
飲み会の内容は今思い出しても思い出せないくらいの大したことないものですが
会社ではないところで、ほろ酔いになって話をすると互いの心理的障壁がぐっと下がって
結果として会社でも業務がしやすくなるんだと思います。
4)だれも置いてきぼりにしない
これは私個人的に意識していたことなのですが、人それぞれ自分で自分のことをアピールできる人もいれば、そうじゃない人もいます。
リーダーである自分の役割は、置いてきぼりの人がいたらそっと横に座ることだと思いました。
上記の4点が功を奏したのか、当初予想もしていなかった人がチームの数字、雰囲気を引っ張ってくれました。
誰かができなかったら、誰かが引っ張る。
誰かに言われなくても、チームに必要だと思ったことはやる。
これをやれるメンバーが増えれば増えるほどチームは強くなるんだと実感しました。
チームの雰囲気、メンバーの役割設定ができれば
リーダーとしてやるべきことは、
①自分が数字で引っ張る
②細かく説明する
ということを意識してチーム運営をしました。
特に②細かく説明する、ということに関して、
執行役員ならびに取締役からいきなりともとれるような数字目標が設定されたとき、
私たちGMやシニアは「やるしかない」と割り切れるものの、
その下のメンバーは「なんで?」と予想以上に反発するんだなということがわかったので、
会議で決まったことは自分自身で数字を補足しながらなぜそのような意思決定になったのか、細かく説明することでみんなの同意を得ながら進めることができたのではと思います。
自分が目指したいチームについて、
私は強いチームを作るためにはいいチームである必要があると思います。
いいチームだからといって強いチームになるわけではないですが、
少なくともいい人がいて、いいチームであるからこそ、私は力を発揮できる、みんなを守りたいと思えました。
***背景はこちら***