『NETFLIXの最強人事戦略 自由と責任の文化を築く』を読んで、会社の課題に優先順位をつけることの重要性を考えた

NETFLIXの最強人事戦略 自由と責任の文化を築く』を読みました。
 
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ちょうど私たちの会社でもコミュニケーションコストをどこまでかけるか、
どこまでの情報を開示するのかということが議論にあがっていましたが、
この本を読んで私なりに気づいたことを共有します。
 
すべての情報をオープンにすることは不可能だと思いますし、
たぶんwikiで共有しても見ないし(本当は共有したほうが絶対いいんですが)、
重要なのはそこじゃないと思うんです。
 
私たちの会社の課題(売り上げ、採用、育成、新しいマネタイズなどなど)は考えるだけでもたくさん浮かび上がってきますが、
【課題の解決すべき優先順位】の共通認識がないことが課題だと思いました。
 
つまり、「会社の課題って何ですか?」という問いに対してはみんな大方ズレることなく答えられると思うんですが、
「会社の課題を順位に並べるとどうなりますか?」という問いに対してズレると思うんです。
 
ここで、「そもそも解決すべき課題の優先順位をつける必要があるのか?」
という疑問が出てくるかと思うのですが、私はその必要があると思います。
 
なぜなら、解決すべき課題の優先順位が見つかれば、行動や意識の中でも強弱が生まれ、
優先順位高いことに対して”総力戦”で戦えるんじゃないかなと思いました。