『1兆ドルコーチ』とGoogleの創業者辞任から、人を育てることと会社を育てることについて考えた

今週は『1兆ドルコーチ』を読みました。

この本は、フットボールのコーチを経て、ジェイ・ウォルター・トンプソンコダック、を経てアップルで伝説の1984のCMを流し、
クラリスCEO、GOコーポレーションCEO、インテュイットCEO、ジョブズが戻ってきたアップルで取締役を務めたビル・キャンベルの話でした。

 

「最高のコーチとは、そのチームを率いるマネージャーなのだ。」

「君がすぐれたマネージャーなら、部下が君をリーダーにしてくれる。」

「コーチはときとしてチームリーダーだけに働きかける場合もある。だが最大の効果を上げるためには、チーム全体に働きかけなくてはならない。」

 

この言葉からも、ビル自身経営者としてチームを率いられてきたからこそ、
経営者の気持ちがわかるし、自分がコーチングする経営者を通してチームをどう作っていくべきか適切ないアドバイスができたんじゃないかなと思いました。

 

 

ただ、周りの人が「おすすめ」と言っているほどではないと思います。

具体的には本の構成について、

ビルの言葉なのか、

エリック・シュミットの言葉なのか、

ジョナサン・ローゼンバーグの言葉なのか、

アラン・イーグルの言葉なのか、

本当にわかりづらかった。

 

さらに、時系列にならんでいるわけでもなく、

アップル、Googleが入れ混じったりと、

内容が入ってきづらかったです。

 

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話は変わりますが、
ちょうど?、今週ラリー・ペイジセルゲイ・ブリンがAlphabetのCEO、Presidentを辞任され、Google CEOサンダー・ピチャイが兼任するというニュースがでて、
今のGoogleについてシバタナオキさんと三浦茜さんが決算書から説明をされていたのでシェアします。

https://youtu.be/RYBRv6F7bdY

Googleは四半期売上4兆円で前年より20%成長しているが
ラリー・ペイジセルゲイ・ブリン
それぞれCEO,Presidentを務めていたOther Bets(新規領域)は初めてから4年経って四半期売上155億、成長率一桁で、
Other Bets足したAlphabetは10%ものびていないことが辞任に繋がったのではと推測され、
株価があがっているそうです。

 

 

『1兆ドルコーチ』とGoogleの創業者辞任から

組織は戦略に従い、戦略は組織に従うことから

人を育てることと、会社を育てることは両方考える必要があって、

どちらも持続可能にするための意思決定が必要なんだなと改めて考えさせられました。