『組織設計概論―戦略的組織制度の理論と実際』から組織づくりについて思い出す

『組織設計概論―戦略的組織制度の理論と実際』を読みました。

S社では、2年前の今日、社名/ブランドロゴの変更、オフィス移転をし、

昨年1月に新しいValueが発表されたのですが、

この本を読みながら当時のことを思いだしました。

 

特にValueの再設定はポジティブなことばかりではなく、
今まで良いとも悪いとも言えなかったことが、
Valueに沿ってる/沿ってないと判断できるようになることで
痛みを感じる事や人がでるかもしれない。

それでも、自分たちのスタンスを決めることの意義について話し合いました。

そしてOKRを導入することによって会社の目標と個人の目標を見失うことなく振り返ることができてきたように思います。

組織もOKRもまだ完成してないけど、
サグラダファミリアみたいに完成することもないのかなって思います。

「組織とは、複数の組織成員の有機的共働によって、より効率的に共通の目標を達成することを通じて、各組織成員の得る個別効用を極大化させるための集団」 

→組織の目標が共有され、それを達成することによって、個人の目標が達成することに繋がっているので、全体と個人を行き来して考える必要があるんだと思います。

組織戦略の3S
・Structure
・System
・Staffing

イナーシャ(慣性)が働き現状維持、保守的になってしまう組織を変える際、

「変革による企業のプラスとマイナスの総和で見て、プラスの方が大きくなっていれば、その組織改革は企業にとって合理的」

かどうかを考える。