『世界標準の経営理論』は読み切ったことに意味がある本だと思う

『世界標準の経営理論』読み終わりました!

 

・理論はwhyに応えるものである
・「なぜそうなのか」が説明されなければ、それは理論ではない。
・「人は物事をどう考えるのか」に芯を通すことこそが、究極の理論ドリブンであり、究極の理論思考なのだ。

→本当にその通り。

これは修士で一番学んだことと言っても過言ではなく、
「スポーツを観ることでチーム(地元)に愛着を持つ」
ということはスタジアムでリサーチすれば出てくるけど、
重要なことは「それはなんで?」ということ。
それが説明できない限りリサーチはできなかったので、
なんで愛着を持つのか、そもそも愛着って何?てことをめちゃくちゃ考えたなあ…。って思い出しました。

 

****以下はメモ****

●経済学ディシプリン
・「人は合理的な意思決定をする」という仮定に基づく

SCP(structure-conduct-performance 構造−遂行−業績):
RBV(リソース・ベースド・ビュー)

 

●心理学ディシプリン
・人や組織は認知に限界がある「限定された合理性」に基づく

-マクロ心理学
イノベーションは組織学習の一部で、組織学習のキーワードは経験
TMS(トランザクションモリーシステム):誰が何を知っているのか
SESI(socialization-externalization-combination-internalization)

-ミクロ心理学
リーダーシップ
モチベーション

 

社会学ディシプリン
・人・組織の社会的な関係性のメカニズムを解き明かす

SWT(strength of week ties):弱いつながりの強さ
SH(structural hole):構造的な隙間:周囲のネットワーク構造に着目