スタートアップ成長記録14 2020年3月メンバーとして上場に関わって思ったこと

前回の投稿からいろんなことがあって半年経ってしまいましたが、まずはメンバーとして上場というタイミングに立ち会って思ったことを記します。 

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 2020年3月はコロナの影響から東証でのセレモニーが中止となりましたが、

朝から胡蝶蘭やお祝いのお花が次から次へとオフィスに運ばれ、異様な雰囲気であったことは間違いありません。

夜はささやかながらオフィスでパーティーをするということで、私たちもいつもよりちょっとだけおめかしをして出社をしました。

上場にあたって、コーポレートを中心にたくさん準備をしてもらいましたが、コーポレートが準備しただけで上場できるわけではないので

経営陣であろうと、コーポレートメンバーであろうと、古参メンバーであろうと、最近入ったメンバーであろうと、世の中に価値提供をしてお金に変えてきたみんなが

今までの自分を自分で褒めてあげる日が上場日なのではないでしょうか。

 

約4年前、2016年5月に社内異動して入社した私は、「異動になってよかったね」と言われることもありますが、

「よかったです」

と一言では言えないくらい、悔しい思いをいっぱいしてきました。

 

 2年前から書き始めたスタートアップ成長記録が今読んでも懐かしいですね。

 

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人様の人生にかかわるプレッシャーで胃が痛いこともあったし、

知らない単語ばかりで夢の中でも仕事をしていたし、

新卒で給料が低い会社に入った自分が悪いと言われたこともあったし、

一生懸命支援していた企業から担当を変えてほしいと言われたこともあったし、

もはや入社した月から土日仕事のことを考えない日はなかったし、

一方で土日何もやる気がでず、家から一歩もでないこともあったし、

化粧を落とさず寝落ちして気付いたら朝みたいなことはしょっちゅうだったし、

テレビみながらいきなり涙がでてきたこともありました。

 

とにかく、楽しかった記憶よりも、歯を食いしばって一生懸命生きてきた記憶の方が多くて、

あの頃に戻れると言われても絶対戻りたくないですが、

それでも、今まで諦めなかった自分を褒めたいと思った日でした。