『永守重信の人材革命 実践力人材を育てる!』を読んで、結果を出して自分のスタンダードを示すことの必要性を学ぶ

永守重信の人材革命 実践力人材を育てる!』を読みました!
 

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「学歴だけではない、社会で活躍できる実践力のある学生を育てる」
 
恥ずかしながら京都学園大学から京都先端科学大学へと名前を変えて130億円以上の私財とともに大学教育改革を行われていることをこの本で知りました。
 
特徴的なのはこの改革の裏側でどんな動きがあったのか、永守さんだけではなく副理事長浜田さんや学長前田さんなどの視点もあったことで、
永守さんはまさしく功労者だし一番先頭で挑戦している人であるものの、
その挑戦している人の脇には名脇役な人たちがいて、この人たちがチームで動くからこそ永守さんが描いた絵を実現することができるんだと思います。
 
 
私自身今の会社でやりたいけどやれてないということがありすぎて、自分にはもう限界なのかなと思うことがありました。
 
パンパン意思決定できず時間かけるわりにそんなに成果が出ないことばかりして、全体図も全然書けないし、一緒に実現できる仲間集めも下手だし、悔しすぎて血がでるくらい唇を噛み締めました。
 
そこまでしてなぜ自分は続けるのか。
 
それは、自分のOKRにも書いている、”鮮度と精度の高い情報を正しく伝えたい”から。
 

私自身も大学選びは
「自分が何をしたいのか、今からどういう人生を送りたいのか」
ということは深く考えずに、偏差値と立地でしか選んでおらず、
たまたま受けた授業やゼミで答えのないことについて考えて議論することの楽しさを感じ、
学びたいことができて、学びたいことが学べる先生がいる大学院に行きました。
私はたまたま面白い先生に出会えたから良かったですが、
出会えなかったらランキングやブランドや肩書きに囚われた人生を送っていたかもしれません。
 
ランキングやブランドや肩書きなどは
価値を可視化し伝達するときの共通言語になり便利ですが、
それ自体が目的になることはないんだと思います。
 
これは転職活動でも同じで、転職活動のタイミングでいきなり「どうなりたいか」と聞かれてもそんなにいい解は見出せないですし、
かといってランキングやブランドや肩書きにアンチテーゼを唱えられても逆張りしているだけにしか見えないので、
やっぱり結果を出して、自分が思うスタンダードを示すということが大事なんだと思います。