『失敗を語ろう。「わからないことだらけ」を突き進んだ僕らが学んだこと』を読んで、スタートアップのリアルを知る

『失敗を語ろう。「わからないことだらけ」を突き進んだ僕らが学んだこと』を読みました!

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マネーフォワードの創業2012年は自分が大学院に進学した年で、
勝手ながら自分の社会人生活とマネーフォワードの成長を照らし合わせることができ、辻さんの本はよりリアルに感じました。
特に、以下3点印象的だった箇所です。
 

何もしなければ、何も起こらない 

スタートアップは創業していきなり世の中になくてはならない存在になるわけではなく、別にあってもなくてもいい、という状態から数々の失敗や成功を踏まえて、徐々になくてはならない存在になっていくことができる(かもしれない)んだと思いました。
みんながお金の課題から解放されて、思い切り夢を追いかけられる社会をつくりたい
成功は保証されているわけではないものの、それでもやる理由は、最初は自分がやりたいから、なんだと思います。
そして仲間が集まり、自分の夢が仲間の夢となり、会社の夢となり、そして最後には社会の夢となる。
マネーフォワードはFintechでもSaasでもなく、みんなが自分の夢を後押しすることを目指している会社なんだということが改めてわかりました。
「失敗」はそこから学びさえすれば、「成功へのプロセス」に書き変わるのだ
今回失敗を語って下さった理由は、そこから何を学ぶのか、そしてその学びをもとにどう成功へつなげるのか、そこが重要だということを教えてくださるためだったのかなと思います。そして、「誰と仲間になるか」の箇所でも、成果を出すまで諦めずにやってきた人を挙げられているのは実体験がここにあるからだと思いました。