『NEXTOKYO 「ポスト2020」の東京が世界で最も輝く都市に変わるために』を読んで、改めてポスト2020の世界について考えた

『NEXTOKYO 「ポスト2020」の東京が世界で最も輝く都市に変わるために』を読みました!
 
2017年に東京の街を今後どのようにデザインするのが良いかを記されている本で、
想像力を掻き立てられた一方で、
なかなか思うようにはいかないもどかしさを感じました。
そんな中、文中のニューヨーク在住のジャーナリスト佐久間裕美子さんの言葉は印象的でした。

本物の魅力は本物にしか宿らない。自分の持ち場で何ができるかを考えることが大事です。

東京オリンピックは批判というよりはなんでこうなったんだろうという疑問しかなくて、
“ただ、昭和生まれのオジサンが牛耳っていた”というデモグラ的な話ではなくて
ネガティブな空気の連鎖によって止められなかったように感じました。
ちょうど、今年の長崎原発に合わせて日本は核兵器禁止条約への署名見送り&オブザーバーとしての参加も回答していないニュースを見て、
政権としては被爆国だからといって核兵器禁止条約への署名をしてスタンスを切ることは後ろ盾をなくすことにもつながるし、
その政権を選んだのは私たち一人一人なんだなあと身に染みました。
一人一人のレベルだとどっちでもいい大したことないことでも、その大したことないことが集まると真意とは反対のことが生じるからこそ、
「どうせ私一人が、、、」
ではなく
「自分の持ち場で私一人でも一生懸命考える」
ということをしたいと思います。