『残酷すぎる成功法則』を読んで『天才を殺す凡人』を思い出し、自分の人生を生きるということ。

けんすうさんがtwitterで紹介されていた『残酷すぎる成功法則』を読みました。

けんすうさん曰く、

原題は「的外れな努力するなよ」的な感じなので、間違った努力が怖い人にはおすすめの本です。

とのことで、この本を読んでみて、
成功するには自分を知り、自分に合った環境を選べ

ということにつきるかなと思います。

 

ここで重要なのは、
「自分を知る」ということは「正しく知る」ということではないということです。

 

「何が正解で、何が間違ってるのか」
は、自分にとってなのか、よく知ってる人にとってなのか、不特定多数の人にとってなのか、企業にとってなのか、目的を変えると変わるものであり、
“よくわからない誰”かのためじゃなくて、”誰か“を意識することで、
必要なものとそうじゃないものの優先順位が付けられて、それができるところを選べるようになるんだと思います。

 

さらに、この本を読んでいると、ふと、
『天才を殺す凡人』を思い出しました。

 

ここには「凡人」は「凡人」らしく「天才」を殺さないように(ここで言う天才はいわゆる上位5%の天才と言う意味もあれば、自分の中にある天才もある)

空気に流されるんじゃなくて”意思”や”哲学”は持つべきだということが書かれていましたが、
結局のところ、”自己認識をして、自分の考えで生きる”ということにつきるんだと思います。

 

キャリアにおいても「自分が本当にやりたいことなのか」ということを自問自答しながら、できることの範囲を広げていくことで、
思い描いたストーリーを形にしていけるんじゃないかなと思います。