2019-01-01から1年間の記事一覧

「スタートアップに挑戦するぞ!」という人が読んでおくべき必読書まとめ〜初級編〜

いつも刹那的に本を読んでいますが、 先日経営会議にはじめて入るメンバーよりおすすめ本を聞かれたのでこの際カテゴリー別にまとめてみました。 スタートアップ業界に挑戦するぞ! という人が少しでも雰囲気を味わう&スタートアップメンバーとの共通言語を…

『1兆ドルコーチ』とGoogleの創業者辞任から、人を育てることと会社を育てることについて考えた

今週は『1兆ドルコーチ』を読みました。 この本は、フットボールのコーチを経て、ジェイ・ウォルター・トンプソン、コダック、を経てアップルで伝説の1984のCMを流し、クラリスCEO、GOコーポレーションCEO、インテュイットCEO、ジョブズが戻ってきたアップル…

デザイン本からのDesignship2019にいってきた話

最近デザインにはまっていることもあって、デザインに関する本をたくさん読んでいたところ、 mai14.hatenablog.com 同僚に勧めてもらった Designship2019に行ってきました! I&COレイ・イナモトさんのプレゼンをお目にかかることができ、エピソードとともにI…

『イノベーション・スキルセット 世界が求めるBTC型人材とその手引き』から、デザイン本リレー!

『イノベーション・スキルセット 世界が求めるBTC型人材とその手引き』を読みました。 インターネット業界やtoCサービスに携わる人にとってBTC(ビジネス、テクノロジー、クリエイティビティ)のスキルセットを得ることの重要性が具体的な個人の方の例をもと…

『ゲームウォーズ』を読んで、そう遠くない未来に想いを馳せる

gumi國光さんがおすすめされていた『ゲームウォーズ』を読みました。 この本は2014年に発刊され、映画レィプレイヤー1の原作ですが、 内容は2045年頃の世界を想像して書かれたもので、1980年代に実際に存在したゲームやポックカルチャーの話、ガンダムやウル…

スタートアップ成長記録13 2019年11月リーダーシップについて考えるときはフォロワーシップもセットなんじゃないかと思ったこと

前回のスタートアップ成長記録ではリーダーとなり、メンバーとのコミュニケーションならびに経営陣とのコミュニケーションのバランスのとりかたに苦戦したという話でしたが、 今日は、心が折れた話を書きます。 今までも取締役TさんやSさんからまだまだリー…

『リーダーシップ論』を読んで、マネジメントとリーダーの違いを意識する。

『リーダーシップ論』を恥ずかしながら初めて読みました。 随所でいろいろなリーダーシップ論が唱えられていますが、 初めて人の上に立つ人は必読書だと思います。 リーダーシップには、“発揮する”や、“とる”という言葉が続き、マネジメントには、”する”とい…

スタートアップ成長記録12 2019年10月時間とマインドのバランスとりに苦労する

前回のスタートアップ成長記録では人生で初めてチームを持ち、 どんなチームをつくっていきたいのかについての考えを書きましたが、 今回はそこから3ヶ月経ち、浮上した課題について記します。 チームのメンバーからすると今まではフラットに取締役/執行役員…

『サードドア:精神的資産のふやし方』を読んで、外にでよう!

『サードドア:精神的資産のふやし方』を読みました。 99%の人が並ぶファーストドアじゃなくて別の入り口:サードドアがあるということをアレックスさんの実体験をもとに書かれていました。 中でも気になった3点は以下です。 ・信用を借りる →努力せずして成…

『あたしたちよくやってる』を読んで、これから迎える30歳について思いを馳せる

『あたしたちよくやってる』を読みました。 ・外国人留学生 ・過去からきた人 ・ファッションすきな人 ・50歳独身で田舎に帰ってきた人 などいろんな人の小話が書かれており、編集はあの見城さんというのが気になり読みました。 みんないろいろあるけど、否…

『「ついやってしまう」体験のつくりかた』を読んで、自分の仕事と「あなたの番です」の素晴らしさに気づく

今週は『「ついやってしまう」体験のつくりかた』を読みました。 これはwiiのエバンジェリストだった玉樹さんが書かれた本で、 スーパーマリオは一番最初に絵だけでゲームのルールである”右に移動する”を示し、 そのためにマリオはこっちを向いているけど帽…

『残酷すぎる成功法則』を読んで『天才を殺す凡人』を思い出し、自分の人生を生きるということ。

けんすうさんがtwitterで紹介されていた『残酷すぎる成功法則』を読みました。 けんすうさん曰く、 原題は「的外れな努力するなよ」的な感じなので、間違った努力が怖い人にはおすすめの本です。 とのことで、この本を読んでみて、成功するには自分を知り、…

 『テクノロジー思考』から、テクノロジーと自由について考えた

『テクノロジー思考』を読みました。 インターネットはもはや成長産業ではないからこそ、 テクノロジーを用いた インターネットの「外」の戦いが始まっていて、 いろんなものが組み合わされていることを いろんな角度で語られていました。 それ以上に、 アン…

スタートアップ成長記録11 2019年7月自分が目指したいチームについて考えた

私は2019年7月からGM(グループマネージャーの略w)という役割になり 8人のメンバーからなる自分のチームを持つことになりました。 会社としても4人ほどの流動性の高い島という概念はあったものの、 固定を前提として、8人ほどのメンバーでチーム化するとい…

7月に読んだ本一気見せ〜結論、モラルと教養を磨くために、今日も本を読み続ける

随分ご無沙汰してしまいましたが、7月は人生初めてのマネジメントをすることになって 居ても立っても居られずたくさんの本を読みました。 せっかくなのでそれぞれの感想をざざっと記していきます。 <7月の本> 『居るのはつらいよ』 『楽天IR戦記』 『論理…

スタートアップ成長記録⑩ 2019年6月視座が上がってロマンとソロバンについて考えてみた

前回の スタートアップ成長記録⑨ 2019年1-3月のお話「私、イチメンバーから抜け出す」 から、その後の心境の変化について綴りたいと思います。にてイチメンバーから抜け出す苦悩と決意を書きましたが、 F社も当然上場を目指すにあたり、 今まで以上に数字に…

『不格好経営』からみる、これからのチームはどうしていくべきか

恥ずかしながら初めて『不格好経営』を読み、2013年の本であるものの、 現在のスタートアップのチーム作りをどうしていくべきか、 この本にはそのヒントが書かれていました。 南場さんにお会いしたことはないものの、「黙れ。」を文章の最後に付け加えるあた…

スタートアップ成長記録⑨ 2019年1-3月のお話「私、イチメンバーから抜け出す」

スタートアップ成長記録⑧ではF社キーマンの退職やそれに伴う何名かの退職など、F社にとってはターニングポイントとなった出来事を書きました。 さて、今回はそんな外部環境の変化の中で、私自身の気持ちについて記します。 2016年に何もわからない/知らない…

『問い続ける力』と『クリエイティブマインドセット』と『BCGが読む 経営の論点2019』を読んで、自ら考えることの重要性に立ち返る

GW後半戦となり、たまっていた本をたくさん読んだので、その感想を書きます。 新しい時代の幕開けにふさわしく、三冊は思考を整理する本となりました。 昔も今もこれからも求められる力は、「問い、考え、発信する」なのではないかと思います。 できればそれ…

『なぜハーバード・ビジネス・スクールでは営業を教えないのか?』から読み解く、自分らしく生きるということ。

『なぜハーバード・ビジネス・スクールでは営業を教えないのか?』を読み参考になったことを共有します。 この本では貧困地方での露店の営業マンからセールスフォースのベニオフまでいろんな営業マンがピックアップされており、 タイトルの”なんでビジネスス…

『現代社会はどこに向かうかー高原の見晴らしを切り開くこと』と東大総長の告辞からみる、自分の”生き方”について

メルペイの青柳さんが東大総長の告辞とともに 『現代社会はどこに向かうかー高原の見晴らしを切り開くこと』をFacebookでシェアされていたので読みました。 やや概念的であるものの、どこかできいたことあるなっていう日本の過去から未来の話を書かれていて…

スタートアップ成長記録⑧ 2018年10-12月のお話「F社入社以来最大の危機」

前回のスタートアップ成長記録⑦では私自身が少し目線が上がって苦労したお話を書きましたが、 今回はS社入社以来の大事件の話を書きます。 それは創業期からF社を売上面でも引っ張ってくれたCFOのFさんの退職です。 Fさんが入社したときのはなしはこちらスタ…

『Maas モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ』を読んで、自分のレバレッジを効かせるには日本はチャンスだと思った

『Maas モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ』を読みました。 Maasは移動に関するプラットフォーム的な構想であり、いろんな産業と関わることになっていくと思うので、概念整理のためにもこの本は必読だと思います。 先日、同僚の計らいでDeNAオ…