『リーダーシップ論』を恥ずかしながら初めて読みました。
随所でいろいろなリーダーシップ論が唱えられていますが、
初めて人の上に立つ人は必読書だと思います。
リーダーシップには、“発揮する”や、“とる”という言葉が続き、
マネジメントには、”する”という言葉が続き、
それぞれが逆に接続すると違和感が生じる。
リーダーシップとマネジメントは役割/意味が異なり、
用いる方もその意味を意識して使い分けないとな、と思いました。
・リーダーシップとはビジョンと戦略を策定すること、戦略にふさわしい人員を結集すること、障害を克服しビジョンを実現するために、社員にエンパワーメントすること
・マネジメントとは、計画と予算の策定、組織編成、人員配置、統制、問題解決を通じて、既存のシステムを動かし続けること
変革にはリーダーシップが原動力となるが、リーダーシップがよくてマネジメントがだめというわけではない、使いわけることが重要
少し話はそれますが、●●+シップで思い浮かぶのは“スポーツマンシップ”ですが、
“シップ”がつくことで状態を指し示します。
もう少し噛み砕くと「心構え」を示します。
スポーツマンとは「ルールと相手と審判を尊重する」人であり、
スポーツマンシップは「ルールと相手と審判を尊重する心構え」です。
リーダーとは「チームのみんなを成功へと導く」人であり、
リーダーシップは「チームのみんなを成功へと導く心構え」のことなのでは、
と思いました。