同僚からおすすめしてもらった『論点思考』を読みました。
何のために論点を導き出すかというと、結果を出すためなんだと思います。
「論点というのは相手の論点である」
ということからも、
自分が結果を出すということは、相手がメリットを感じて対価を払う
ということであり、
相手がお金を払いたくなるためには相手の気持ちに立ってニーズを満たす努力をする必要があり、
闇雲に努力しても体力も時間も限界があるので
論点を明確にする必要があるんだと思いました。
論点は結果を出すために用いられるが、
そもそも結果を出すということにも論点が存在し、
どんな結果を出したいのか、それは何のためか、
を考えると論点の無限ループに入ってきそうになりました。
そんなときにはこの本でも引用されていた
「新しい取り組みを始めるときはいつも、できるだけ早い段階で、明白で決定的な勝利のイメージを頭に描くようにしてきた」
というニューヨークのジュリアーニ市長の考えにもあるように、
解決できるか、できないか
解決できるとして実行可能(容易)か
解決したらどれだけの効果があるか
を意識して論点整理していこうと思います。