『アリババ 世界最恐のスマートビジネス』を読んで、プラットフォームの肝について改めて感じた話

『アリババ 世界最恐のスマートビジネス』
を読みました。

 


1999年設立されたアリババに2006年総参謀長として入社されたミン・ゾンさんの本で、
昨年末に読んだのですが、昨年最後の本で最高の本でした。

特に、

タオバオのeコマース・プラットフォームは、中国全土で10社を超えるロジスティックス企業が一気に成長する推進力となった」

という箇所から、
プラットフォームビジネスの肝は自分だけじゃなくて周りが一緒に成長する

というところだと再認識し、ハッとしました。

 

さらに、これを支えたのが
-ネットワーク・コーディネーション
-データインテリジェンス
で、もともとない市場で産業を作るためにはこの2つが必要不可欠で、
これがアマゾンとの違いにもなっているんだということがわかりました。

 

そのほかにも点、線、面でプラットフォームのポジショニングを捉える視点など、、、
ちょっと時間を空けてもう一度読みたいと思えた本でした。