『コンピテンシー面接マニュアル』を読みました。
有名大学、有名企業出身だから成果を出すとは限らないからこそ、
「成果につながる能力」を持つ人をピックアップするためにコンピテンシーを測るということについて書かれていました。
・過去を振り返える力
・自分をどう捉えているのか
・自分をどう捉えているのか
なのかなと思うので、物は言いようというか、捉える力がうまい人がいいみたいな感じにも見えかねないな、なんて穿った見方をしながら読みました。
とはいえ、私は割と「なぜ」その行動をしたのかというのを聞きたがりなので、
「行動」の部分を中心にお話を伺うことを心がけてみようと思うきっかけになりました。
最近面接に入らせていただく機会が多く、
S社の成長のためには採用をいっぱいしないと間に合わない一方でビジョン共感していない人は採用できないという、採用したいけど採用したくないという思いに挟まれて、
自分の意思決定によってその人の人生が変わってしまうことの恐怖を感じています。
完全にビジョンを理解されて入社される方の方が少ないと思いますので、
「悩んだら採らない」とかっこよく言ってる人もいますが、
そういう話じゃないんだろうなと。
結論は出さないといけないんだけど、
悩まずYes / No出せるものではなく、
議論そのものを楽しむみたいなところがあるのが採用なのかなと思います。
自分は「物事をどう捉えるのか」という考え方に重きをおいていたように感じるので、
事実ベースで話を伺うことを心がけてみます。